海岸ドライブコース

国道7号線、その幻のドライブコースで盈德に至る！

漁村の海岸線を走るが、思ったより森の道も多くて
「木の茂る緑のドライブコース」ともなる道_
両側に茂っている海松とアカシアが樹林を成す道…
ちらちらと目に映る海の風景に胸ときめく道_

江口からヘマジ公園までの道…
東海岸国道７号線は、ここから約26キロメートルの海岸局地線道路20号線に私を導く。
ここから蔚珍、江原道方面に横切って行かなくてもいいなら、海岸道路20号線を行くことをお勧めしたい。ヘマジ公園への道…
韓国の美しい道とドライブにいいコースに選ばれた、この道を走る。
窓を開けて海の風に当たりながら走るのにぴったり。


ヘマジ公園前の異色的な街灯の道、夜になると美しい色のLEDライトが日が暮れた道で月を支えるように
人工の光が自然のために、思いっきり眩しい光を放っている。
最初に到着した所は、盈德邑の民宿と砂浜に広がる海水浴場だ。
盈德の一番小さな村で海水浴場でもある大灘を経由して、少しずつ大きくなるような烏保海水浴場。


磯の香りをかぎながら、海の風を受けながら走る海岸のドライブコース。
走っても走っても風と森のある狭い道路が、果てしなく伸びている。
いつも太平洋から運ばれるフレッシュな風が吹き、いつもフレッシュな空気が胸いっぱいに満ちてくる。
ひっそりとした道を下りていくと、小ぢんまりした海水プールが現れる– 人工ではない自然の作品だ。
美しい漁村、石里だ。


景汀1里から2里までの道では、加工されていない広々とした海の香りが耳に入ってくる。
あちこちに干されている網から運ばれてくる、生臭い魚と海草の香り。
嗅いでみないと分からない潮の香りだ。
心地よく吹いてくる海風に、心まで洗われるような盈德の漁村の風景が、ちらほらと見える。


漁村の海岸線を走るが、思ったより森の道が多いこの道…森の道に入るやいなや「木の茂った緑のドライブコース」となる。
両側に茂る海松とアカシアが樹林を成す道… ちらちらと目にはいる海の風景に胸がときめく道_
一望に見渡せる海より、ちらちら見え隠れする海の方が魅力的とは知らなかった。
確かにあの向こうには海があるのに、海松に隠れて見えそうで見えない。
ヘマジ公園から丑山に向かうこの道は、本当に風に乗って走る「風の道」なのだ。
しばらく道端に車を止める。
車から降りて景色に見とれるのは、ここだけではないが、
景汀里のズワイガニの本場から出発したこの道は、特に景色が素晴らしい。
絶対に見逃せない、素晴らしい見どころの一つだ。
海辺の岩の上から広がる風景そのものが、人間と自然のハーモニーを奏で、一幅の風景画のようだ。
天草を拾っている女性達… いつの間にか私もその絵の中に入ってしまう。


江丑道路を走りつづく。湿気たっぷりの海の空気が寄せてくる。濃い海の香りに酔ったまま走る。
酔っぱらっているのに意識はもっとしっかりしてくるこの気分、この道を走ってみた人にしか分からない特権かも知れない。
本当に気持いい。ファンタスティックそのものだ。


丑山港と竹島山の全景を訪ね行く道_景汀から丑山までの道にはきれいな花道が待っている。
きれいなキクイモの道だ。黄色い花びら、ブルーロードの里程標と同じ黄色でよく似合う。
景汀橋を渡ったら丑山港が広がる。
盈德で出会える指折りの大きな町場でもあり港の村でもある。竹島山に登る前にここで一休みして行かないと。
竹島山防波堤が江丑道路の末端と言える。


江口から丑山まで曲がりくねった海岸の道は、漁村の道でもあり、きれいな海岸のペンションの道。時には海の香りに、時には霧に包まれる幻の道、蒼い東海の道。

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